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そーゆーとこ。
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どうしてくれる。


サガン鳥栖J1昇格のときのために取っといた酒、空けちゃったよ…


 




何年前になるか…不意に思いついて、ときメモのキャラにサッカーをさせたらどうなるんだろう?と考えたことがあった。ときメモもサッカーも大好きだったし、日韓ワールドカップの時期だったし(8年前か!)。
で、苦労しながら形にしてHP作って。あの頃はブログなんて形式はなかったから、無料HPスペース借りて掲示板借りて、あとリンクとコンテンツ乗っけて。タグも必死こいて覚えた…せっかく考えたから、何とか世の中に出そうと必死だった、かもしれない。
で、多くの文章家がそうであるように自分も自己顕示欲の強い方で―世に多くのときメモ系SSあれど、ここまでサッカーに特化させた、サッカーに振ったSSはあるまい!と、妙な部分で自信を持っていた。
SS自体の完成度じゃ誰にも勝てないから、そういうニッチな部分で自信を持たないとやってけなかったのかもしれない。

で、HP作ったのが2002年7月20日。海の日だからよく覚えてる。この日が実質的ネットデビューで、友達とか全然いなかったからアクセス数も日に5,6件あればいい方で。

 


あーごめん、ホント全然まとまってないな。まあ酔ってるから勘弁してくれ。

 

で、そんなとき。そのちっさなHPのちっさな掲示板にある日書き込みがあった。今となっては文面を見ることもできないのだけど、ローマ字の名前で名乗られてて、自分もメモ系サッカーのSSを書いているもので、続きに期待している、とそういう内容だった。


正直、そのときはなんだろこいつ?と思った。感想にかこつけて自分とこの宣伝か?しかしうっとこはちっさいから効果少ないぞ、と思ったら翌日も書き込みがあって。…前日は前半だけ見たが今度は後半見た。続きを楽しみにしている―そういう旨だった。


それで彼のSSを見に行く。これか、サッカー系の。

 

 

 

 

 

 

井の中の蛙

 

 

 

 

 

 

 


そんな言葉がすぐ頭に浮かんだ。
嬉々として書いてたやつ、全部消そうかとマジに思った。
ボールを蹴ったことないと書けない描写の数々。
端々に漂うリアルサッカー界の動向を知らないと書けない小ネタ。
観戦経験と深い洞察がないと書けない戦術論…

それにメモキャラが絡んでる、と来たもんだ。


最低でもこのくらい書けないとアカン、えらくプレッシャーがかかったものだった。
聞けば作家を目指している、という話でああ、ああ、それだからこそこうまで細部に拘って書けるものかと。所詮アマ文章家の自分じゃ太刀打ちできんと。つくづく思い知らされた。

 

それから彼とはネット上で親交を結び、互いの更新の際には感想を言い合うような感じになる。年齢も近くて(確か1~2歳自分が上だったはず)、懐古ネタにキッチリ食らいついてくれるのも彼だった(笑)。
自分にとっては初のネット上の友人、ということになるのだろうか?ちょっとうろ覚えだが確かそうなると思う。


その後、ネット上の某企画に参加。自分の参加1年後に彼も参加。

 

あの年のあの企画は神がかっていた、と今でも思う。

 

参加者がブログ上でお互いの展開を相互に補完してお互いがお互いの外伝的要素を持ち、全ブログを巡れば一つのストーリーが展開しているかのような流れ。誰かが自分のところでストーリーを進めればそれに誰かが答えて返して広さと深みを生む。リレーSSっていうか、バンドのライブでアドリブの応酬になってるような、っていうか。自チームの結果は残念だったが、こと各ブログの連携とか一体感ということで言えばあの一年に関しては奇跡的だったと思う。

その年も他所に展開を積極的に振ってたのはやはり彼で、自分に振ってくれた時はもう、嬉々として書き進めたもんだった。よくよく考えるとほぼ毎日のペースで更新してたのは奇跡に近い。
彼はいつも褒めてくれたけど、自分にしてみれば彼の書いたものを越えた、なんて思えたときはなかったから、どうにかしてもっと面白くて、熱くて、笑えて、泣けて―とにかく絶対的な何かを持つものを書きたい、とそう思ってきた。



…あのブログももうすぐ4年、今1417投稿あってよくこんだけ書いたな、と思うけど彼がいなかったらどこまで続いてたか…


自分はいつもブログ上で「誰かに読ませるためじゃなく、自分が書きたいと思うから書く」ってスタンスを貫いてたけど(実際今でもそう思ってるし、他人に読ませようという意識が強いと誰にも面白くないと思う)、今思えばホントに、いっつも彼の眼を意識してた。こないだ「涼宮ハルヒの消失」のことを書いた時も彼からリアクション来るかな?とか薄々考えてたし。彼にとってオレの存在は、オレにとっての彼ほど影響を与えてはいないだろうけど、短い間でも彼と関われたことを嬉しく、誇りに思う。


何度となく入院した、って話は聞いたし、胸と背中に穴を開けた、なんて話も聞いたしで不安だったけどとりあえず元気そうだったし、去年は新たにブログ立ち上げてたしやはり「物書き」としての欲求には勝てなかったか、とか思ったけど…その前にブログいったん全部消したのって、そういう覚悟があったんだろうか?と今になって思う。




でも、でもまだ聞かなきゃいけないことあったのに。広島のチームって何て名前だっけ?とかアジアスーパーカップって結局どこが勝ったの?とかASローマの今後どうすんだよ!とか。


子供3人と奥さん残して逝っちゃいかんだろう…




Bucchiiさん、ほんとごめん。「ときメモダービー」の終わりを見せて上げられなくて。
ずっとプロットだけはあったのに。書くだけだったのに…

 


どうか、安らかに眠って下さい。

 
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