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そーゆーとこ。
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あんまりまとまってないんだけど、ちょっとこういう考え方もあるよってことで。


…先日エルゴラッソを読んでると、神戸の新監督に就任した三浦俊也監督のコメントが載っていた。神戸は三浦監督就任後4試合負けなしで無失点、立て直しに成功したかなって言える結果だと思う。特に失点が多かった守備陣をすっと立て直したのは大したもんだ。
三浦監督といえば大宮だったり札幌だったりで守備ベースのチーム作りで知られてた監督ではあったけど。
で、成功の秘訣を問われた三浦監督いわく―



「…J1で通用するサッカー、というのはない。


 


J1で通用する選手がいるだけだ」



…いやね、これって実も蓋もない言い方ではあるんだけど、ここまでキッパリ言い切った人って聞いた覚えがないなって思って。少し前(って昨年か(笑))参加してた某企画でもずっと思ってたことでね。ま、ウイイレだと目に見える形でパラメータがあるから言えることなんで、リアルなサッカーには当てはまらない―




本当か?本当にそうか?




誰が見ても明白に上手い、下手の差っていうのはあるわけじゃないですか。ボールタッチの上手さ、決定力、メンタル、経験、その他―そういったトータルな能力が高い選手が多いから、強いチームってのは強いわけで。広島とか「攻撃的だ!」とか言ってるけどそういうことができる選手がいるからできてる、っていうのはあって。実際、このところの広島って若干守備的に振るサッカーもこなしてたりするし。だからペトロビッチのサッカーがすごい!とかって別のチームが引っ張って同じことやらせようとしても上手くいかないだろう、とかさ。


…あーいや、広島を貶したいわけじゃないんだ(褒めたいわけでもないが)。


もっと単純な話で言うと、バルサのメンツがいればカウンターサッカーやったって普通に勝つだろうと思えるし(バルサはそういうことをしない!という話は置いといて)、別にスペクタクルだから、攻撃的だから強い、とか勝ってる、ってーのでもない。



…要するに何が言いたいのかってーと、じゃあ、戦術とかシステムって何のためにあるんだろう?ということです。


バルサに限らずビッグクラブっていうのはいい選手を獲るためなら金に糸目をつけない。それは正しいことではあるんだけど、そうしたいい選手を並べてぶつけあってるだけ、って夢がないというか。

あーいや、夢がないとかいうとまた語弊があるなあ、スペクタルなプレーを見せてくれる選手の存在に夢がないわけない。うーん、ホントまとまってなくて申し訳ないんだけど、J2のサポやってるせいかいい選手が手元にいる状態、ってのが想像つかない(笑)んで、「いい選手」を「どうやって止めるか」に関心が行くんですよね。

で、結局いい選手を止められるのはいい選手だけ、とかいうんじゃチームとして練習したり戦術を熟成させることに意味があるのか?って気分になってくる。








…昔スーパーファミコンで「ジーコサッカー」っていうのがあって、マウスで操作するサッカーゲームなんですが(笑)、当然監修ジーコで。選手はみんなジーコという想定なんで、ボールはパスすれば通るしシュート打てば入る。まあジーコだから(笑)

じゃあ―

ボールを持ったMFジーコの前にDFジーコが立ちはだかったらどうなるか?


これは能力が同じなんで千日手になってしまう。でも、ジーコが二人いれば一人のジーコに勝てる―つまり常に「数的優位」を作らなきゃ進められない、という実は極めて戦術的なサッカーゲームだったりします。



そう、ジーコが双方に全部いるときのみにおいて戦術は意味を持つ。でも、どちらかのチームにジーコじゃない選手が混じっていれば、そこを集中的に突いて一対一を強いるだけのことで、戦術なんていうものは成立しないんじゃなかろうか?





なんか本当に断片的で申し訳ない(笑)

で、戦術というものにあまり意味がないのであれば、クラブチームはどういう方針で臨むのが一番正しいのか?お金があるなら話は早い、いい選手をかき集めてくればいい。ではお金がないのならば?


…とりあえず集めた選手に戦術をたたき込んで組織的な動きでスター選手を封殺し―


だろ、って思ってたんですよ。オレも。ああいや、それだって間違いじゃない。でも、決して長期的な成功には繋がってないんだよね…キエーボだって結局降格してるわけで。




例えばすごく卑近な例でサガン鳥栖。J2に長くいるチームだと、どれだけ組織を熟成させても選手はいつ引き抜かれるかわからない。抜かれて崩壊するような組織を構築すること自体が無駄っていうか賽の河原っていうか。であれば、組織的・戦術的にチームを固めるのではなく「もっと走れ」「もっと一生懸命に」といった個人個人がすべきことをしなければならない空気を作り出し、レンタルで借りた能力の高い選手をチームにはめ込んでいく―というのもあながち間違いではないのではなかろうか、とこの頃思う。戦術で縛るよりはその方が能力を発揮できそうだし。
…船谷や島田、あと山瀬も今まで経験していないポジションで起用して結果を出してたりするけど、それにしたって「上手い奴はどこをやっても上手い」ってことなわけで。




…組織的、戦術的っていうことに我々はも少し懐疑的になるべきじゃないだろうか?
本田を上手く融合させられない日本代表を見ながらそんなことをつらつら考えてみたり。


 
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